現代詩

現代詩、というジャンルをどのくらいの方が読まれるのか、その数や割合を知らないが、自分は時々、新刊の詩集を買ったり、詩を取り扱った雑誌を買っている。

詩という分野は、読む人と読まない人が割とはっきり分かれる分野だと思う。

僕自身、中学生の頃から詩が好きなので、どうしても「詩を読む人」の側に肩入れをしてしまうが、それでも「現代詩」という分野は前衛的な部分が多く、理解できない作品が多かった。

言葉の順序をバラバラにして、意味性を抜き取ったような詩たち。読み物というよりは芸術作品に近い。

ところが最近、そんな現代詩の見方が分かってきたような気がしている。

例えばピカソの絵(キュビスム)を本当に理解できる人がどのくらいいるのだろう。ピカソが初めてキュビスムを描いた時、周りの反応は散々だったという。今ではピカソの代表的作品の多くはキュビスムだ。

混沌とした社会を描くのに、意味性を持たせると単調になる。世界は70億の思考で出来ている。それらを表現しようとすれば、自然、芸術は爆発する。きっと、そういうことなのだろう。