『あっとお的な本』完成

製本業者に発注していた『あっ!とお的な本』が完成し、今日、届いた。段ボール箱2箱分。データを業者に送ってから、サンプルを送ってもらうなど検討を重ねながら作った初めての本。実際にどのような本に仕上がるのか、不安だった。

届いた段ボール箱を開封し、中に詰まっている本を1冊取り出して、パラパラとめくってみたら、思っていた以上の出来栄えで、嬉しかったなあ。なんか、こんな嬉しさは初めてだ。

この本は作ることになったきっかけは、友人である三好の一言に端を発していて、三好が「とりあえず作品を本にしてみたらどうですか?」と言ってくれたのだった。それに背中を押されるように文章の校正や表紙の作成など、製本作業に動き始めたのが5月。そこから丸3か月かかってしまった。

三好には、この本の解説を書いてもらう約束までしていて、その解説を印刷、付録してから『あっとお的な本』の発売となる。三好には本当に感謝だ。しかもミュージシャンである彼は来月、九州ツアーを行うことになっており、我が家にも遊びに来てくれる。何日か滞在するので、二人で曲を作るつもり。大学時代から僕は彼と音楽ユニットを組んでもいるのだ。

3年前に「徒歩で日本一周の旅」をやめてから、ろくに友人知人との連絡もとらず、ひたすら作家としてのスタートラインに立つことを思ってきた。多くの人に迷惑と心配をかけた。けれども、この道しかないと思ったし、この道を行くまではやっぱりみんなに平気な顔して連絡はとれなかった。

あのまま、旅を続けていたら、とよく考える。たぶん、もうゴールして、僕はどうしていただろう。多くの応援者を裏切ったという思いを抱えて、今ぼくはここにいる。別にこの本を免罪符とするつもりはない。けれども、おかげさまで初めての本が出せます、とようやく言える。

皆さん、本当にどうもありがとう。まだまだこれからの道のりですが、一所懸命、頑張ります。